魚沼丘陵周辺(新潟) 上ノ山(424.7m) 2024年3月17日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 5:42 県道−−6:46 上ノ山 6:48−−7:21 沢−−7:38 県道

場所新潟県南魚沼市/魚沼市
年月日2024年3月17日 日帰り
天候
山行種類ほぼ藪山
交通手段マイカー
駐車場県道路側に駐車可
登山道の有無無し
籔の有無尾根上は強烈な灌木藪
危険個所の有無無し
冬装備ワカン、、ロングスパッツ、防寒長靴
山頂の展望藪で展望無し
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コメント傾斜が緩く残雪が期待できる北西尾根にするか、最短距離の南西尾根にするか悩んだが最短距離を選択。しかし予想以上に強烈な灌木藪で時間と労力がかかってしまった。北西尾根は植林が多いので藪が少ないと予想される。山頂は残雪に覆われて三角点は雪の下で発見できなかった。下りはルートミスで遠回りしてしまった


帰りに使った尾根上の灌木藪。さすがにこれをすり抜けるには難儀した


県道路側に駐車。交通量はほぼゼロだった 雪に埋もれた車道から取りつく
踏み抜き多発でワカン装着 雪が無い場所では車道がはっきりと分かる
溜池らしき凹地 車道終点から斜面に取り付く。雪は少ない
杉植林帯が終わると灌木藪。雪はほぼ無し 尾根直上は灌木藪。雪が残る尾根左側を巻いた
標高280m付近。尾根左側を巻いている 自分のワカンの足跡
標高310m付近 標高320m肩
標高330m付近 標高350m付近。傾斜がきつくなり尾根直上を目指すことに
標高370m付近で尾根に乗るがこの藪 標高380m付近から山頂を見ている
日当たりがいい場所の雪はカチカチで沈まない 北側には広い谷
灌木と根曲がり竹の藪が続く 標高390m付近
自分のツボ足の足跡。さすがに藪漕ぎにワカンは邪魔 登ってきた尾根を振り返る
標高400m付近で北西尾根に合流 北西尾根は杉植林に覆われる
カモシカの足跡 カモシカが食った跡だろう
山頂直下 上ノ山山頂。目印や山頂標識は皆無
三角点の標柱。周辺を探ったが三角点は発掘できず 東へ向かうがルートミスだった
尾根の出出しは獣道あり 雪の列が尾根の続き
東には越後三山が見えているが枝が邪魔 帰りの尾根も灌木藪
椿藪も登場 標高410m平坦地は尾根上の藪を巻いた
山頂を振り返る 市境を離れて明瞭な尾根に復帰
僅かに展望が開けて越後三山〜巻機山が見えた 巻機山
相変わらず灌木藪と格闘 数本の藤が絡んだ木
谷の反対に見えている尾根が本来下る尾根だったと気付かなかった 標高360m付近。これが一番面倒な藪だった
標高330m付近で一時的に立木が消える 標高330m付近から振り返る
標高330m付近から山頂方向を見ている。左側の尾根が本来下るはずだった尾根。この時点でもまだミスに気が付かなかった
椿藪も面倒 尾根末端は急峻で北に逃げた
最後はここを下った 降りたら沢が登場。しかし水量少なく長靴で問題なし
雪に埋もれた車道があるはずが無い! 狭い谷で想定外の光景 起点は西にあるはずなので沢を下る
徐々に沢が広がり歩きやすくなる 雪が無い時期は湿地帯か? 砂防ダム上流側だった
砂防ダムは右岸から巻く。この先は車道があるようだった 車道らしき幅が広い道?を下る
2つ目の砂防ダム 沢に沿って道筋が続く
往路に通った車道に合流 下ってきた谷を振り返る
1県道到着


 魚沼丘陵にはいくつもの山があるが、私にとって北部には未踏が多い。今回はその中で上ノ山を狙うことにした。ここは南魚沼市と魚沼市の境界に位置し、国道252号線のすぐ東側である。標高は400mちょっとなので今でも雪が残っているのか微妙であるが、小さな山なので雪が無くてもどうにかなるだろう。

 ルートであるが、雪を期待するなら傾斜が緩く幅が広い北西尾根が最適と思えるが、昨日のヨモギ山のラッセルを考えると距離が長いのが難点だ。そこで今回は雪が無い確率が高いが、最短距離である西側の県道から攻めることにした。

 国道から県道に入って上がっていき、工場らしき入口を通過して橋を渡った先が取り付き点の林道入口である。雪に埋もれて道は見えないが、間違いなく車道が埋もれているような空間が空いている。駐車余地は無いが道幅が広くて通行量もほとんどゼロなので県道路側に駐車して出発した。

 林道の雪に上がると昨日と違って雪が締まってカチカチになっていて、長靴でも全く沈まない。これなら楽勝かと思いきや、日当たりがいい場所だけが良く締まって、それ以外のほとんどの場所では膝丈まで踏み抜く雪質で、早速スノーシューの出番だ。問題はこの雪がどこまで続くかで、雪が消えた先が灌木藪ではないことを祈るばかりだ。

 林道は杉の植林帯を上がっていくが、気温が低いのに花粉が飛んでいるようで目が痒い。ジグザグって一段高い開けた場所に出ると雪に覆われているが凹んだ場所が登場。溜池だろうか。ここから谷沿いは開けた雪原の平坦地で、雪が無い時期は湿地帯かも知れない。その先に明瞭な尾根が見えているが、湿地帯?を横断できるのかよく分からないので、このまま左手の植林斜面に取付くことにした。

 最初は杉の植林帯で残雪が少しだけ見られたが、標高270m付近で植林帯が終わって灌木藪の尾根に乗ると同時に雪が完全に消えて藪漕ぎ状態に。ここまで雪が消えているのは想定の範囲内だが、この標高でここまで藪が濃いとは思わなかった。僅かに獣道らしき筋が見えるが、小型の動物らしく人間が潜るのは不可能な藪の下に続いている。

 標高280m付近で傾斜が緩むと同時に再び杉の植林帯が登場して残雪も登場。雪は少なくて雪があっても無くても歩きやすさに変わりが無いが、植林の中は灌木藪がきれいさっぱり消えているので格段に歩きやすい。尾根直上は植林帯と灌木藪の境界より灌木藪寄りで歩くのが大変なので、左側斜面の植林帯をトラバースしながら進んでいく。

 しかし標高330m付近から尾根幅が狭まると同時にまた植林が終わって尾根全体が自然林に変わり、尾根直上だけでなくこれまでトラバースしてきた左斜面も根曲がり灌木藪に変わってしまった。尾根直上の方が灌木藪が濃いので残雪がある斜面をトラバース気味に上がっていくが、斜面の傾斜がきつくなって雪が消えてしまい、仕方なく尾根頂上へ方向転換。標高360m付近で尾根に出ると全く雪は無く本格的な灌木藪漕ぎだった。低山なので灌木は2,3mの高さがあり、それだけの積雪が無いと藪が埋もれないが、尾根幅が狭いのでおそらく冬でも雪が乗りにくい地形だと思われた。そんな足元にはイワカガミと思われる葉っぱがあるが、まだ蕾は見えなかった。

 標高370mで左から尾根が合流すると傾斜が緩まり笹が登場し、固い灌木よりはかなりマシになる。雪が復活するが深さは10〜20cm程度しかないので藪が隠れるほどではなかった。標高390m付近で北西尾根に合流すると傾斜がさらに緩くなって尾根幅が一気に拡大、杉の植林帯が登場して残雪も復活して藪漕ぎから完全に開放された。これだったら距離が長くても最初から北西尾根を登った方が藪を回避できて楽だったかもしれない。東西方向の尾根の南斜面は相変わらず崖のように急で灌木藪に覆われていたので、尾根直上より僅かに北側の植林帯で藪を避けながら東に進んだ。

 しばらく水平移動が続いたが、やがて緩やかだが明らかに登り坂になって最高点に到着。雪面には三角点を示す白い標柱が飛び出していて上ノ山山頂に間違いない。今回はピッケルを持ってこなかったので雪面をつついて三角点を探すことができず、標柱周辺を長靴で掘ってみたがすぐ近くには発見できなかった。周囲に山頂標識や目印は見られず、山頂は灌木藪と植林で展望は無かった。

 さて、下山であるが往路の藪尾根を戻る気にはなれないので別ルートを考えた。真っ先に浮かんだのが登りの途中で右手に見えていた尾根で、途中までは尾根幅が広く雪が多く残っていたので藪を回避できそうだった。ここで良く地形図を見て確認すればよかったのだが、その尾根は山頂より西側、つまり逆戻りした場所から分岐しているのに山頂より東側から延びていると勝手に思い込んでしまい、先に進んでしまった。久しぶりの大きなルートミスであったが、それが判明するのはずっと後のことだ。

 山頂のすぐ先で尾根幅が狭まって再び雪が消えて灌木藪化した尾根に変わる。短い区間だけ明瞭な獣道があったが藪が濃くなると消えてしまった。再び尾根幅が広がって残雪が現れると藪を回避して雪がある左側を進む。しかしそのまま雪がある場所を進むと別の尾根に引き込まれてしまうので、微小ピークへ登って南へ落ちる雪が消えて灌木藪だらけの尾根に入った。

 この尾根は往路の尾根以上に灌木藪が濃くて、下りなのに進むのに苦労する場面が多い。尾根幅が狭く強固な藪を左右に迂回するのも転落のリスクがあり、藪の隙間に強引に体をねじ込む場面も。メガネをしているのに跳ね返った枝がその隙間から眼球を直撃して泣くほど痛かった! 幸いにして視力に影響は無かったが、しばらくは涙が止まらずに片目で歩いた。枝が直撃したのが視力障碍のある方の目だったので、残りの片方の目は見える範囲、見え方も健常で問題なく歩けたが、逆側だったら涙が収まるまで歩けなかっただろう。

 一時的に藪が薄まることはあったが基本的には延々と灌木藪漕ぎが続いて予想以上に時間がかかる尾根で、選択は完全に失敗であった。藪が消えたのは標高300m付近まで下ってほぼ尾根末端付近で雪が登場してからだった。傾斜が急になって右の残雪帯に進路変更して最後は谷間を下って最後は細い沢に出た。

 これで往路に見た湿地帯のような広い谷間になるだろうと思ったら地形が異なり、谷は狭いままで南側には壁のような高い斜面がブロックしていて、明らかに想定していた着地点とは違っていた。ここで初めて地形図を広げてルートミスに気付き、予定より一本東側の尾根を下ったのだと判明したのだった。

 車に戻るにはこのまま沢を下流に下っていくしかない。幸いにして防寒長靴なので多少の水なら水没の心配は不要であり、流れの中でもジャブジャブと歩くことが可能だ。しかも流れは細い。でも場所によっては流木が折り重なってその上に雪が乗っていたり、流れが極端に細い箇所は深さがあって長靴でも対応不能であったり、そんな場所では両岸が急な雪壁で迂回が大変など、そう簡単には歩かせてくれなかった。

 標高250m付近まで下ると谷の幅が急激に広がって険しい地形から解放された。広い谷は広範囲で雪に覆われ、立ち木が無くて日当たりがいいので長靴でも沈まないので非常に歩きやすかった。

 標高230m付近までは概ね流れが左岸近くにあって、谷の中央部から右岸側を歩いてきたが、標高230m付近より下流側は左岸が切り立って右岸側がなだらかになったので右岸側に移動。湿地帯のような平坦地で所々雪が消えた場所には芦が倒れていたので、本当に湿地帯らしかった。しかし下流側に進むと砂防ダムの堰堤が登場し、堰堤によって流れが堰き止められ土砂が溜まった人工的な場所だと判明した。堰堤は右岸側に林道があるようで右岸から簡単に越えることができた。

 その後は雪に埋もれた林道らしき道筋を辿って往路の林道に合流。ここから見ると下山で利用しようと考えた本来の尾根は、右岸に渡った堰堤の一つ下流側の堰堤付近から取り付き可能であり、湿地帯や流れを横断する必要はなかった。この尾根の方が往路や復路で使用した尾根より尾根幅が広くて傾斜が緩い区間が長いため、藪の区間が短くて済んだだろう。

 県道に到着。まだ朝の早い時刻ということもあってか、着替えて帰りの準備をしている間に通過した車は皆無であった。今日は杉が花粉を飛ばしていたようで目の痒みが酷くて下山後に目薬を差したが、帰りには鼻にも影響が出てきて久しぶりの鼻づまり。私の場合、花粉症の症状は目が中心で、花粉のピークの時期のみ鼻にも来るのがパターンであり、今回の花粉の多さが分かる状況であった。花粉が多すぎて体のだるさまで出る有様で、散々な目に遭った。豪雪地帯でも杉の植林帯はもう避けなければ。

 

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